【最近の金利の話し】

コロナ禍より前の今から5~6年前でしょうか・・・
当時の日経新聞にデンマークにて「マイナス金利の住宅ローン」が登場したという記事があって、驚いたことを覚えております。
お金を借りた側が利息を払うというのが普通ですが、こちらのローン、借りた側が利息を受け取ります。
「日本でもそのうち出るのかな~」なんて思っておりました。
当時の日本でも金利がどんどん下がっておりましたからね。
しかし2024年辺りから風向きは完全に変わりました。。。
金利の影響は多岐に渡りますが、こと住宅ローンの支払いという点では低いに越したことはないですよね…。
現在(2025年11月)、日本の住宅ローン金利は上昇傾向にあり、変動金利・固定金利ともに今後さらに上がる可能性があります。
以下、変動金利と固定金利の現状です。
- 変動金利
- 2024年以降、各銀行が一斉に引き上げを開始。
- かつては0.3〜0.4%台という低水準でしたが、2025年には上昇傾向が鮮明です。
- 政策金利(短期金利)の影響を強く受けるため、日銀の追加利上げがあるとさらに上がります。ただし、景気悪化時には横ばい〜小幅下落の可能性も残されています。
- 固定金利(フラット35など)
- 長期金利(10年国債利回り)に連動。
- 2010年代から1%台でしたが、2025年には2%前後まで上昇。
- 2025年は17年ぶりの高水準に。
- 世界的なインフレや米国FRBの利上げが影響しており、今後も上昇リスクが高いです。
いずれにせよ、見通しは上昇傾向です。
「返済額の安さ」をとって変動か、「安心感」をとって固定か。
個人的には変動一択ですが、金利上昇局面で悩ましい選択を迫られております。


